【完全保存版】「買った瞬間に下がる」のはなぜ?FXの絶対法則『ダウ理論』を10年選手が徹底解説
「FXを始めたけど、なぜか自分がエントリーした瞬間に相場が逆行する…」
「チャートを見ても、今は買いなのか売りなのかサッパリわからない…」
これ、実はFX初心者の9割が通る道です。そして、負け続けて退場する人と、勝ち組に回る人の差は、たった一つの理論を知っているかどうかにかかっています。
それが「ダウ理論」です。
「理論?勉強は嫌いなんだけど…」と思った方も安心してください。これは小難しい計算式ではありません。
「相場という海を泳ぐための地図」であり、これを知らずにトレードするのは、目隠しをして高速道路を走るようなものです。
今回は、トレード歴10年の私が、初心者が絶対に覚えるべき「ダウ理論」の核心と、玄人でも意外と見落としている「トレンド転換の定義」について、忖度なしで分かりやすく解説します。
そもそも「ダウ理論」ってなに?なぜ勝てるようになるの?
ダウ理論は、100年以上前にチャールズ・ダウという天才投資家が提唱した市場理論です。
古い理論ですが、AI全盛の現代でも「世界中の投資家が意識している共通ルール」として機能しています。
なぜ重要なのか?理由はシンプルです。
世界中のプロトレーダーや大口投資家が「ダウ理論」を基準に売り買いを判断しているからです。
つまり、ダウ理論を知るということは、相場の「多数決」の結果をカンニングできるようなものなのです。
FXは「美人投票」と言われます。自分がどう思うかではなく、「みんながどう思うか」を当てるゲームです。
その「みんなの共通認識」こそがダウ理論なのです。相場に絶対はありませんが、勝率を上げるためには「みんなの考え方」を理解することが不可欠です。
ダウ理論「6つの基本法則」を現代FX風に超訳!
教科書的な説明は退屈なので、FXの実戦で使えるように「超訳」して解説します。
特に重要なのは6番目の法則です。ここまでは読み飛ばしてもいいので、最後だけは集中してください。
1. 平均はすべての事象を織り込む
【超訳】ニュースを見る暇があったらチャートを見ろ
「経済指標が…」「要人発言が…」と初心者はニュースに振り回されがちですが、ダウ理論では「それらの情報はすべて今のチャート(価格)に反映されている」と考えます。
どんなに悪いニュースが出ても、チャートが上がっているなら「買い」が正解。チャートこそが全ての答えです。
2. トレンドには3種類ある
【超訳】「木を見て森を見ず」になるな
- 長期トレンド(1年~数年): 大きな潮の流れ(月足・週足)
- 中期トレンド(数週間~数ヶ月): 寄せては返す波(日足・4時間足)
- 短期トレンド(数時間~数日): 波の水しぶき(1時間足・15分足以下)
初心者は「水しぶき(5分足などの短期)」だけを見て溺れがちです。
大きな潮の流れ(長期)がどっちに向いているかを確認してから、波に乗るのがセオリーです。
3. 主要トレンドは3段階からなる【重要】
【超訳】あなたが買った場所、そこは「養分」の場所かもしれない
トレンドには以下の3つのフェーズがあります。これが「買った瞬間に下がる」原因です。
| フェーズ | 参加者 | 状況 |
|---|---|---|
| 第1段階(先行期) | プロ・大口 | 底値でこっそり仕込む時期。「まだ下がるかも」と大衆が怯えている時。 |
| 第2段階(追随期) | トレンドフォロワー | チャートが上がり始め、テクニカル分析勢が乗っかる時期。一番稼ぎやすいボーナスタイム。 |
| 第3段階(利食い期) | 初心者・一般大衆 | ニュースで騒がれ始め、「自分も買わなきゃ!」とイナゴが集まる時期。プロはここで売り抜ける。 |
私たちが狙うべきは第2段階です。
第3段階の「お祭り騒ぎ」で飛び乗ると、プロの利食い(売り)に巻き込まれて天井を掴まされます。パチンコで言えば、閉店間際に高設定台に座るようなものです。
4. 平均は相互に確認されなければならない
【超訳】関連するペアもチェックせよ
株式市場の話(工業株と鉄道株の関係)が元ですが、FXに置き換えるなら「ドル円が上がっている時、日経平均やユーロドルはどう動いているか?」という相関関係を見ることです。
単体の動きだけでなく、全体が連動しているトレンドは信頼性が高いです。
5. トレンドは出来高でも確認されなければならない
【超訳】本物のトレンドには勢いがある
FXには正確な出来高(取引量)のデータはありませんが、「値動きの激しさ」や「ティックボリューム」で代用できます。
チョロチョロ動いている時より、グワッと動いている時のトレンドのほうが本物です。
6. トレンドは明確な転換シグナルが発生するまで継続する【最重要】
【超訳】「もう上がりすぎ」という自分の感覚を信じるな
これがダウ理論の核心です。
「これだけ上がったから、そろそろ下がるだろう」という根拠のない逆張り(値ごろ感トレード)は自殺行為です。
「明確な終了サイン」が出るまでは、トレンドは永遠に続くと信じてついていく。これが勝つための鉄則です。
【実践編】チャートで見る「トレンド」と「転換点」の定義
では、第6法則にある「明確な転換シグナル」とは何でしょうか?
ここが理解できれば、トレードの勝率は劇的に変わります。
トレンドの定義:N字を描く
上昇トレンドとは、単に上がっている状態ではありません。以下の条件を満たすものです。
- 高値が、前回の高値よりも切り上がっている(更新している)
- 安値が、前回の安値よりも切り上がっている
このギザギザとした「N字」の形が崩れない限り、何があっても「買い目線」を継続します。
トレンド転換の定義:ラストの砦を抜けるか
初心者が一番間違えるのがここです。
「高値を更新できなくなったからトレンド終了」ではありません。
「最高値を作った起点の安値(押し安値)」を下回った時、初めて上昇トレンドが終了します。
この「ラストの砦(押し安値)」を割るまでは、どんなに下がってもそれは「調整(押し目)」であり、絶好の買い場となります。
ここを見極めるために、チャート分析ツールは必須です。私は描写がしやすく、世界中のトレーダーが使っているTradingViewを愛用しています。
パチンコ・スロット脳で理解する「ダウ理論」
元スロッターの私からすると、ダウ理論は「設定判別」や「モード移行」に似ています。
- 上昇トレンド=高確モード/天国モード
多少ハマっても(価格が下がっても)、モードが転落(転換シグナル)していない限り、当たり(利益)を目指して打ち続けるべきです。 - トレンド転換=モード転落
明確な転落サイン(押し安値割れ)が出たら、どんなに未練があっても即ヤメ(損切り・ドテン)です。
「そろそろ当たるだろう(そろそろ反転するだろう)」というオカルトで打つと大火傷します。
チャートという液晶画面に出ている「演出(ダウ理論のシグナル)」だけを信じてください。
まとめ:まずは少額で「波」を感じてみよう
ダウ理論を頭で理解しても、実際の動いているチャートで「今は第何段階か?」「どこが押し安値か?」を判断するのは練習が必要です。
最初は失敗しても痛くない資金で、実際の相場の波に乗る練習をすることをおすすめします。
練習用におすすめなのは、口座開設ボーナスだけでトレードができるXMTradingです。自分のお金を1円も使わずに、ダウ理論の実践練習ができます。
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当ブログで解説している「ダウ理論」などのテクニカル分析は、将来の利益を保証するものではありません。 相場には絶対はなく、突発的なニュースやファンダメンタルズ要因で理論が通用しない局面も多々あります。 投資は余剰資金で行い、最終的な判断はご自身の責任において行ってください。