【脱・養分】パチンコより勝てる?FXを始める前に知っておきたい「必須用語」を元パチンカスが解説

どうも、元パチンカス投資家のクズモチです。

FXや投資の世界って、「レバレッジ」だの「スワップ」だの、横文字ばかりで頭が痛くなりますよね。初めてパチンコ屋に行って、複雑怪奇なスペック表やデータランプ(データロボ)を見た時の絶望感に似ていませんか?

でも安心してください。スペックを知らずに台に座るのが自殺行為なのと同様、FXも用語(ルール)さえ理解してしまえば、店側の遠隔や釘調整に怯えることなく、実力で利益をもぎ取れる世界です。

この記事では、FX口座を開設する前に知っておくべき必須用語を、パチンコ・スロット脳に完全翻訳して解説します。この用語集をマスターして、ホールの養分から市場の勝者へとジョブチェンジしましょう。

FX・投資を始める前に知っておきたい必須用語

◆FXの基本と仕組み(ホールのルール)

FX(Foreign Exchange:外国為替証拠金取引)

FXは、異なる国の通貨を交換(売買)し、その為替レートの変動で利益を出すゲームです。

パチンコで言えば、「特殊景品(ドル)」を景品交換所で「現金(円)」に変える時のレートが常に変動しているようなものです。「昨日交換したら1万円だったのに、今日交換したら1万1000円になってた!ラッキー!」という差額を狙うのがFXの本質です。

  • 通貨ペア(つうかペア):戦う「機種」のことです。「米ドル/円(USD/JPY)」は、いわば「海物語」や「ジャグラー」のような王道機種。まずはここから始めるのが無難です。「ポンド」などの変動が激しい通貨は「荒波AT機」だと思ってください。
  • 基軸通貨(きじくつうか):世界の中心となる通貨、つまり米ドルです。パチンコホールにおける「会員カード」のようなもので、これがないと始まらない絶対的な存在です。
  • 取引通貨単位(ロット):貸玉の単位です。1,000通貨単位なら「1パチ」、10,000通貨単位なら「4パチ」や「20スロ」のような感覚です。単位が大きいほど、動く金額(ヒリつき)も大きくなります。
元養分スロッターが気づいた「パチンコよりFXのほうが勝てる」5つの理由

円高・円安(えんだか・えんやす)

日本円の価値が上がったか下がったかを示す言葉です。

  • 円高:円の価値が上がること。海外旅行に行くときは有利ですが、FXのドル円チャートでは「右肩下がり(グラフが凹む)」になります。
  • 円安:円の価値が下がること。1ドルを買うのにたくさんの円が必要です。現在の日本のように物価が上がる原因でもありますが、FXのドル円チャートでは「右肩上がり(出玉グラフ上昇)」になります。

スプレッド(Spread)

これは絶対に覚えてください。実質的な手数料のことです。

【クズモチのワンポイント】
パチンコで言う「換金ギャップ(非等価交換)」です。
借りる時は1玉4円なのに、換金する時は3.57円…みたいな差額がありますよね?あれがスプレッドです。ポジションを持った瞬間に少しマイナスからスタートするのは、この「換金ギャップ」があるからです。スプレッドが狭い業者を選ぶ=等価交換の店を選ぶ、ということです。クズモチも使っている国内口座【PR】FXを始めるなら【DMM FX】! がおすすめです。

ピップス(pips)

値幅の単位です。米ドル/円なら「1銭=1pips」。「今日5,000円勝った」ではなく「今日500玉浮いた」と玉数で会話するのに似ています。

ボラティリティ(Volatility)

価格変動の激しさ、つまり「台の荒さ」です。

  • ボラティリティが高い:ゴッドやヴァルヴレイヴのような荒波スペック。短時間で爆益もあれば爆死もあります。
  • ボラティリティが低い:甘デジやAタイプ。マイルドな動きで、大きく負けにくいですが、大きく勝つのも難しいです。

◆取引のルールとリスク管理(軍資金管理)

レバレッジ

「てこの原理」で、少ない軍資金で大きな勝負ができる仕組みです。国内FXでは最大25倍。
4万円の軍資金で、100万円分の玉を借りて勝負できるようなものです。

【注意点】
勝てば利益は25倍速ですが、負ければ損失も25倍速。調子に乗ってフルレバレッジ(全力勝負)をすると、一瞬で退場になります。「最初は低貸し(低レバレッジ)」で練習するのが鉄則です。

証拠金(しょうこきん)

FX業者に預ける担保、つまり「サンドに入れた残高」です。この残高が尽きるとゲームオーバーになります。

スワップポイント(Swap Point)

2国間の金利差で貰えるお金。

【クズモチのワンポイント】
ポジションを持っているだけで毎日もらえる「ログインボーナス」「確変中の小当り」みたいなものです。ただし、逆に支払わなければならない「マイナススワップ」のペアもあるので注意。高金利通貨をガチホ(長期保有)して、スワップだけで生活する「スワップ生活」は全パチンカスの夢ですが、為替変動で本体価格が下がって損することもあるので甘くはありません。

ロスカット(Loss Cut)

最も恐ろしい強制決済システム。 含み損が膨らんで証拠金維持率が規定を下回ると、業者によって強制的にポジションが決済されます。

パチンコで言えば、「お客様、もうお金ないですよね? はい、強制退店です」と、店員に肩を叩かれて席を立たされる瞬間です。これを食らうと、再起不能なダメージ(退場)を負うことがあります。

資金管理(しきんかんり)

「生活費には手を付けない」「今日の負けは2万まで」という、あの守れなかった誓いのことです。FXではこれが命綱です。「1回のトレードの損失は口座資金の2%まで」といったマイルールを徹底することで、連敗しても市場に残り続けることができます。

◆ポジション・注文・決済(打ち方)

ポジション(Position)

まだ決済していない「持ち玉」を持っている状態。

  • ロング(買い):上がれば勝ち。「確変」を祈る通常の状態。
  • ショート(売り):下がれば勝ち。これがFXの醍醐味で、「データグラフが右肩下がりになっていく(ハマっていく)ことに賭けて利益を出せる」という、パチンコにはない最強の機能です。

注文方法

いつボタンを押すか、どう予約するかです。

注文方法 パチンコ・スロットで例えると
成行注文 「空いてる台にすぐ座る」。今の価格ですぐ売買します。
指値注文 「ゾーン狙い・天井狙い」。ここまで落ちたら拾う、ここまで上がったらヤメる、と予約すること。
逆指値注文(損切り) 「撤退ラインの決定」。「これ以上ハマったらキッパリやめる」という予約。これを入れないと大火傷します。
IFO注文 「台確保」+「利確ライン」+「撤退ライン」を全て同時にセットする完全放置スタイル。兼業トレーダーの味方。

損切り(そんぎり)

「見切り」をつけること。 「あと千円で当たるかも…」という未練を断ち切り、傷が浅いうちに撤退すること。パチンコでこれが出来なかった私たちは、FXでこそ「損切り」をマスターしなければなりません。 「損切りは経費」と割り切りましょう。

◆分析・手法(攻略法)

ローソク足(ろうそくあし)

チャートの基本パーツ。始値・終値・高値・安値を1本の棒で表したもの。 投資家の「欲望」と「恐怖」が凝縮されています。

たった1本のローソク足だけでもロンガーとショーターの戦いの結果が詰まっています。

  • 陽線:赤色などで表示。価格が上がった=「出玉が増えた」。
  • 陰線:青色などで表示。価格が下がった=「飲み込まれた」。
  • ヒゲ:一旦そこまで行ったけど戻された痕跡。「あわや大当たりか!?」というリーチ演出のようなもの。

トレンド(Trend)

「台の波(バイオリズム)」です。

  • アップトレンド:右肩上がりの「好調台」。順張り(波に乗る)だけで勝てるボーナスステージ。
  • ダウントレンド:右肩下がりの「回収台」。FXなら「売り(ショート)」で攻めることで、この回収台でも利益が出せます。
  • レンジ:横ばいの「モミモミ状態」。下皿で増えたり減ったりを繰り返す、我慢の時間帯。

テクニカル分析

チャート(データグラフ)の形から、未来を予測する手法。 移動平均線やボリンジャーバンドなどのインジケーターを使います。 パチンコの「回転数」「大当たり履歴」「スランプグラフ」を分析して、次の当たりを予測するのと全く同じ楽しさがあります。しかもFXの方が、オカルトではなく統計学に基づいている分、信頼度は高いです。

パチンコより面白い?FXテクニカル分析・必須用語図鑑

デモトレード(Demo Trade)

架空のお金でトレード練習ができる機能。 いわば「アプリ版の実機シミュレーター」「5スロ以下のゲーセン」です。 お金は増えませんが、減りもしません。「自分はこの手法で勝てるのか?」を検証するために、いきなり実弾(リアルマネー)を入れる前に必ずやっておきましょう。

FXはパチンコと違い、店側(胴元)に有利な調整がほとんどありません。勉強した分だけ勝率が上がる、非常にフェアな勝負です。

まずは、リスクのない「デモトレード」から始めて、データグラフ(チャート)を読む楽しさを体感してみてください。