フィボナッチ・リトレースメントの引き方と押し目買い|初心者でもわかる半値戻しの使い方
「フィボナッチって聞いたことはあるけど、どこからどこに引けばいいのかわからない…」そんな悩みを抱えていませんか。実は私も最初は同じでした。チャートを前にしても、正解がわからず何度も引き直した経験があります。
でも安心してください。フィボナッチ・リトレースメントは、正しい引き方のルールさえ覚えてしまえば、初心者でも再現性の高い分析ができるツールです。「半値戻し」という言葉を聞いたことがある方も多いと思いますが、これもフィボナッチの考え方がベースになっています。
この記事では、FX初心者の方でもわかりやすいように、フィボナッチ・リトレースメントの基本から実践的な押し目買いの方法までを徹底解説します。なぜこの数値が相場で意識されるのか、その理論的背景も含めてお伝えしますので、ぜひ最後までお読みください。
フィボナッチ・リトレースメントとは?基本の仕組み
フィボナッチ数列から生まれた分析ツール
フィボナッチ・リトレースメントとは、相場がトレンド方向に動いた後、どの程度「押し」や「戻り」を入れるかを予測するためのテクニカル分析ツールです。名前の由来は、13世紀のイタリアの数学者レオナルド・フィボナッチが発見した「フィボナッチ数列」にあります。
フィボナッチ数列とは、「1, 1, 2, 3, 5, 8, 13, 21, 34, 55, 89…」のように、前の2つの数字を足すと次の数字になる数列のことです。一見すると相場とは無関係に思えますよね。しかし、この数列から導き出される比率が、不思議なことに自然界のあらゆる場所に現れます。ひまわりの種の配列、貝殻の渦巻き、そして人間の身体の比率にも見られるのです。
リトレースメント(戻り)の意味
「リトレースメント」とは英語で「戻る」という意味です。相場は一方向に進み続けることはなく、必ず調整(押し目・戻り)を入れながら動きます。フィボナッチ・リトレースメントは、この調整がどこで止まりやすいかを、フィボナッチ比率を使って予測します。
具体的には、直近の高値から安値(または安値から高値)までの値幅に対して、23.6%、38.2%、50%、61.8%、78.6%といった水準にラインを引きます。これらの水準が、相場の「節目」として機能しやすいというわけです。
なぜFXトレーダーに人気があるのか
フィボナッチ・リトレースメントがFXトレーダーに人気がある理由は、主に3つあります。
1つ目は、世界中のトレーダーが同じ水準を意識しているからです。多くの人が見ているラインには、それだけ注文が集まりやすくなります。つまり、フィボナッチの水準は「自己実現的予言」として機能する側面があるのです。
2つ目は、エントリーポイントと損切りラインを明確に設定できることです。「どこで買えばいいかわからない」という初心者の悩みを解決してくれます。
3つ目は、他のテクニカル指標と組み合わせやすいことです。移動平均線や水平線と併用することで、より精度の高い分析が可能になります。
なぜフィボナッチ数列が相場で機能するのか
黄金比(1.618)と人間の心理
フィボナッチ数列が相場で機能する理由を理解するには、「黄金比」について知る必要があります。フィボナッチ数列の隣り合う数字を割ると、その比率は数字が大きくなるにつれて「1.618」に近づいていきます。
例えば、55÷34=1.617、89÷55=1.618という具合です。この1.618という数字は「黄金比」と呼ばれ、人間が最も美しいと感じる比率とされています。パルテノン神殿、モナ・リザ、名刺のサイズなど、私たちの身の回りにはこの比率が溢れています。
相場を動かしているのは人間の心理です。利益確定したい欲求、損切りしたくない恐怖、そして「この辺りで反転するかも」という期待。こうした人間の感情が、無意識のうちにフィボナッチ比率に沿った動きを生み出していると考えられています。
主要なフィボナッチ比率の算出方法
フィボナッチ・リトレースメントで使われる各比率は、フィボナッチ数列から数学的に導き出されています。初心者の方は「こういう計算で出ているんだな」と理解しておくだけで十分です。
| 比率 | 算出方法 | 意味 |
|---|---|---|
| 23.6% | フィボナッチ数を3つ先の数で割る | 浅い押し目 |
| 38.2% | フィボナッチ数を2つ先の数で割る | よく意識される水準 |
| 50.0% | 単純な半値(フィボナッチ数列由来ではない) | 半値戻し |
| 61.8% | フィボナッチ数を1つ先の数で割る | 最重要水準 |
| 78.6% | 61.8%の平方根 | 深い押し目 |
50%はフィボナッチ数列から直接導かれる数値ではありませんが、「半値戻し」として昔から相場で意識されてきた水準であるため、慣習的に含められています。
「みんなが見ているから機能する」という現実
正直に言うと、フィボナッチが相場で機能する理由を100%科学的に証明することはできません。しかし、確実に言えることがあります。それは「世界中の多くのトレーダーがフィボナッチを使っている」という事実です。
TradingViewやMT4など、ほぼすべてのチャートソフトにフィボナッチ・リトレースメントが標準搭載されています。これは、それだけ多くの人が使っている証拠です。多くの人が同じ水準を見て、同じ場所で売買すれば、その水準で相場が反応するのは当然のことです。
この「自己実現的予言」の側面を理解しておくことは、フィボナッチを使う上で非常に重要です。フィボナッチは「魔法の数字」ではなく、「多くの人が意識する節目」として捉えるのが正しい考え方です。
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基本ルール:起点と終点の決め方
フィボナッチ・リトレースメントを引く際の最大のポイントは、「どこを起点にして、どこを終点にするか」です。この基本ルールを間違えると、まったく意味のないラインを引くことになってしまいます。
上昇トレンドの場合は、直近の「安値」を起点にして「高値」を終点にします。下降トレンドの場合は、直近の「高値」を起点にして「安値」を終点にします。つまり、トレンドの始点から終点に向かって引くのが正しい方法です。
初心者の方がよく間違えるのが、起点と終点を逆にしてしまうケースです。逆に引いても数値自体は表示されますが、「戻り」の水準としては意味をなしません。「トレンドが始まった場所から、直近で到達した場所まで」と覚えておきましょう。
実際の引き方(TradingView・MT4での操作)
TradingViewでフィボナッチ・リトレースメントを引く手順は以下の通りです。
まず、左側のツールバーから「フィボナッチ・リトレースメント」を選択します。トレンドラインなどが格納されているメニューの中にあります。次に、チャート上で起点となる安値(上昇トレンドの場合)をクリックし、そのままドラッグして終点となる高値でクリックを離します。これだけで自動的に各水準のラインが描画されます。
MT4の場合は、上部メニューの「挿入」から「フィボナッチ」→「リトレースメント」を選択します。あとはTradingViewと同様に、起点から終点までドラッグするだけです。
描画後に「設定がおかしいな」と感じたら、ラインをダブルクリックして調整できます。起点と終点のポイントをドラッグして位置を修正しましょう。
ローソク足の「実体」と「ヒゲ」どちらで引くべきか
フィボナッチを引く際に悩むのが、「ローソク足の実体で引くか、ヒゲで引くか」という問題です。結論から言うと、基本的には「ヒゲの先端」で引くことをおすすめします。
なぜなら、ヒゲの先端は「その時間足で実際に到達した価格」を表しているからです。相場参加者が意識する「高値」「安値」は、ヒゲを含めた価格であることが多いです。
ただし、これは絶対的なルールではありません。ヒゲが極端に長い場合(いわゆる「髭だまし」)は、実体で引いた方が機能することもあります。両方試してみて、過去のチャートで機能している方を採用するという柔軟な姿勢も大切です。
時間足の選び方と複数時間足での確認
フィボナッチは、使う時間足によって引けるラインが変わります。では、どの時間足で引くのが正解なのでしょうか。
基本的な考え方として、「自分がトレードする時間足より上位の足で引く」ことをおすすめします。例えば、1時間足でトレードするなら、4時間足や日足で引いたフィボナッチを参考にします。上位足で引いたラインの方が、より多くの市場参加者に意識されやすいからです。
理想的なのは、複数の時間足で引いたフィボナッチが重なるポイントを見つけることです。日足の38.2%と4時間足の61.8%が同じ価格帯に集中していれば、そこは非常に強い節目となります。これを「フィボナッチのコンフルエンス(収束)」と呼びます。
各水準(38.2%・50%・61.8%)の意味と特徴
23.6%:浅い押し目(強いトレンド時)
23.6%は最も浅い押し目の水準です。この水準で反発するのは、非常に強いトレンドが発生している場合に限られます。
急騰・急落した後、ほとんど押し目をつけずに再び同じ方向へ動き出すケースで見られます。「押し目を待っていたのに、全然下がらずに置いていかれた」という経験をしたことがある方は、23.6%での反発を経験したのかもしれません。
ただし、23.6%だけで反発を確認するのはリスクが高いです。「強いトレンドだから23.6%で入ろう」という判断は、逆に深い押し目を入れた場合に大きな損失につながります。あくまで参考程度に留めておきましょう。
38.2%:よく意識される第一水準
38.2%は、多くのトレーダーが最初に意識する水準です。「程よい押し目」として認識されており、ここで反発すればトレンドの勢いが強いと判断できます。
実際のトレードでは、38.2%付近に来たら「反発するかもしれない」と警戒を始めるタイミングとして使います。ただし、38.2%で必ず反発するわけではないので、他の根拠(移動平均線との接触、ローソク足パターンなど)と組み合わせて判断することが重要です。
50%:半値戻し(古典的な節目)
50%は「半値戻し」と呼ばれ、フィボナッチ数列とは関係なく、昔から相場で意識されてきた水準です。「半値戻しは全値戻し」という相場格言もあるほど、トレーダーに浸透している概念です。
この格言の意味は、「50%まで戻したら、そのまま100%(起点)まで戻る可能性がある」というものです。つまり、50%はトレンド継続か反転かの分岐点として機能しやすいということです。
50%付近でもみ合いが続く場合は、相場が方向感を失っているサインです。こうした局面では、無理にエントリーせず様子を見るのも賢明な判断です。
61.8%:最重要水準(黄金比の逆数)
61.8%は、フィボナッチ・リトレースメントで最も重要な水準とされています。その理由は、黄金比(1.618)の逆数であり、フィボナッチ比率の中核をなす数値だからです。
多くの教科書やセミナーで「押し目買いは61.8%で」と教えられるほど、この水準は広く認知されています。そのため、61.8%付近には多くの買い注文(または売り注文)が集まりやすくなります。
実践的なアドバイスとして、61.8%を「最後の砦」として考えると良いでしょう。ここを割り込んでしまうと、78.6%や起点の100%まで戻る可能性が高まります。逆に言えば、61.8%で反発した場合は、比較的安心してポジションを持てる水準です。
78.6%:深い押し目(トレンド転換の警戒水準)
78.6%は、かなり深い押し目の水準です。ここまで戻してしまうと、トレンドの勢いが相当弱まっていると判断できます。
78.6%での反発を狙う場合は、より慎重な判断が必要です。というのも、78.6%を下抜けると100%(起点)まで戻る、つまりトレンドが完全に否定される可能性が高いからです。
この水準でエントリーする場合は、損切りラインを100%のやや下に設定し、リスクを限定した上で狙うのが基本です。「78.6%で買って100%割れで損切り」というルールを決めておけば、損失を最小限に抑えられます。
押し目買い・戻り売りでの実践的な使い方
押し目買いの基本戦略
フィボナッチ・リトレースメントを使った押し目買いの基本戦略は、シンプルです。上昇トレンドを確認した後、フィボナッチを引いて、38.2%〜61.8%の水準まで価格が下がってきたところで買いエントリーします。
具体的な手順は以下の通りです。まず、明確な上昇トレンドを確認します(高値・安値が切り上がっている状態)。次に、直近の安値から高値にフィボナッチを引きます。そして、価格が38.2%、50%、61.8%のいずれかに到達するのを待ちます。到達したら、反発のサイン(陽線の出現、下ヒゲなど)を確認してからエントリーします。
損切りは、次のフィボナッチ水準の少し下に設定するのが一般的です。例えば、38.2%で買った場合は、50%の少し下に損切りを置きます。利確は、直近高値の更新を狙うか、フィボナッチ・エクステンションを使って目標値を設定します。
他のテクニカル指標との組み合わせ
フィボナッチ単体でトレードするよりも、他のテクニカル指標と組み合わせた方が精度は上がります。特に相性が良いのは、水平線(サポート・レジスタンス)と移動平均線です。
例えば、フィボナッチの61.8%と、過去に何度も意識された水平線が重なっているポイントがあれば、そこは非常に強い節目となります。さらに、20日移動平均線も同じ価格帯にあれば、三重の根拠が揃うことになります。
こうした「複数の根拠が重なるポイント」を探すことを「コンフルエンス(収束)分析」と呼びます。根拠が多ければ多いほど、そのポイントで反発する確率は高まります。
水平線の引き方について詳しく知りたい方は、水平線(サポート・レジスタンス)の正しい引き方と機能の記事もご覧ください。フィボナッチと水平線の組み合わせは、非常に効果的な分析手法です。
エントリータイミングの具体例
フィボナッチの水準に到達しても、すぐにエントリーするのは危険です。「フィボナッチに到達した」という事実だけでは、そこで反発する確証はありません。重要なのは、反発の「サイン」を確認してからエントリーすることです。
反発のサインとして有効なのは、以下のようなものです。陽線(上昇トレンドの場合)の出現、長い下ヒゲの出現、包み足(エンゴルフィングバー)の出現、下位足での高値切り上げ確認などがあります。
具体例を挙げましょう。日足で上昇トレンドが発生しているドル円で、61.8%まで価格が下落してきたとします。この時点ではまだエントリーしません。1時間足に切り替えて、61.8%付近で長い下ヒゲのある陽線が出現したのを確認してから、買いエントリーを行います。こうすることで、「フィボナッチ+ローソク足パターン」という複数の根拠に基づいたトレードができます。
損切りと利確の設定方法
フィボナッチを使ったトレードでは、損切りと利確の設定が比較的明確になるというメリットがあります。
損切りの基本的な考え方は、「エントリーした根拠が否定される位置」に設定することです。38.2%で買った場合、50%や61.8%を割り込むとその根拠が崩れるので、そこに損切りを置きます。61.8%で買った場合は、78.6%や100%の下に損切りを設定します。
利確については、フィボナッチ・エクステンション(拡張)を使う方法があります。これは、トレンドがどこまで伸びるかを予測するツールです。一般的には、127.2%、161.8%、261.8%といった水準が利確目標として使われます。シンプルに、直近高値の更新を利確目標とするのも有効な方法です。
フィボナッチ分析の注意点とダマシ対策
フィボナッチは「絶対」ではない
ここまで読んで、「フィボナッチさえ使えば勝てる」と思った方がいるかもしれません。しかし、残念ながらそれは間違いです。フィボナッチはあくまで「多くの人が意識する節目」を示すツールであり、必ずその水準で反発するわけではありません。
実際のチャートを見ると、38.2%で反発することもあれば、61.8%を突き抜けて100%まで戻ることもあります。どの水準で反発するかは、その時々の相場の状況やファンダメンタルズによって変わります。
フィボナッチを「予言の書」のように捉えるのではなく、「注目すべきポイントを教えてくれるガイド」として使うのが正しい姿勢です。
レンジ相場では機能しにくい
フィボナッチ・リトレースメントは、明確なトレンドが発生している時に効果を発揮します。逆に言えば、方向感のないレンジ相場では機能しにくいという弱点があります。
レンジ相場でフィボナッチを引いても、各水準を行ったり来たりするだけで、明確な反発ポイントを見つけにくくなります。「フィボナッチが効かない」と感じた時は、そもそもトレンドが出ていない可能性を疑ってみてください。
トレンドの有無を判断するには、ダウ理論の知識が役立ちます。ダウ理論とは?トレンド判断の基本となる6つの法則も合わせてお読みください。
引き方による「正解のブレ」
フィボナッチの難しさの一つに、「人によって引き方が微妙に異なる」という問題があります。起点と終点をどこに取るかで、各水準の位置が変わってしまうのです。
例えば、上昇トレンドの起点を「直近の最安値」に取るか、「トレンド転換のきっかけとなった安値」に取るかで、結果が変わります。ヒゲで引くか実体で引くかでも違いが出ます。
これを完全に解決する方法はありませんが、対策としては「複数のパターンを試してみる」ことが有効です。いくつかの引き方を試して、過去のチャートで最も機能しているパターンを採用します。また、多少のズレは許容し、「この価格帯は注意」という範囲で捉える柔軟さも大切です。
ダマシを減らすための実践的アドバイス
フィボナッチの「ダマシ」(水準に到達したのに反発しない現象)を完全に避けることはできませんが、減らすことは可能です。
最も効果的な方法は、先ほど述べた「複数の根拠を揃える」ことです。フィボナッチ単体ではなく、水平線、移動平均線、トレンドラインなど、他のテクニカル指標と組み合わせてください。
また、「指値注文でピンポイントに狙う」のではなく、「成行注文で反発を確認してから入る」方がダマシを避けやすくなります。利益は少し減りますが、勝率は上がります。
さらに、上位足のトレンド方向に逆らわないことも重要です。日足が下降トレンドの中で、1時間足の上昇を押し目買いで狙っても、成功率は低くなります。常に「大きな流れ」を意識してください。
まとめ
この記事では、フィボナッチ・リトレースメントの基本から実践的な使い方までを解説しました。最後に重要なポイントをおさらいしましょう。
- フィボナッチ・リトレースメントは、相場の「押し目」や「戻り」がどこで止まりやすいかを予測するツール
- 主要な水準は23.6%、38.2%、50%、61.8%、78.6%で、特に61.8%が最重要水準
- 引き方の基本は「トレンドの始点から終点へ」。上昇トレンドなら安値→高値の順にドラッグする
- フィボナッチ単体ではなく、水平線や移動平均線と組み合わせることで精度が上がる
- フィボナッチは「絶対の法則」ではなく「多くの人が意識する節目」として捉える
- エントリー前には必ず反発のサイン(ローソク足パターンなど)を確認する
フィボナッチ・リトレースメントは、正しく使えばFXトレードの強力な武器になります。まずはデモトレードやチャート検証で練習し、自分なりの「効く引き方」を見つけてください。焦らず、一つずつスキルを積み上げていきましょう。
[PR] TradingView チャート 無料プランあり!合わせて読みたい記事
移動平均線の基本|SMAとEMAの違いとゴールデンクロスでは、フィボナッチと相性の良い移動平均線について解説しています。
TradingViewの使い方|無料版でできるチャート分析では、フィボナッチを描画するチャートツールの詳しい使い方を紹介しています。
※本記事は情報提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。FX取引にはレバレッジによる大きな損失リスクが伴います。投資判断は必ずご自身の責任で行ってください。